一般社団法人東北観光推進機構様_観光スポットの来訪/周遊調査をデジタル化

3,800箇所を超える
観光スポット来訪/周遊調査をデジタル化

一般社団法人東北観光推進機構
DX戦略部の皆さま

一般社団法人東北観光推進機構では、東北６県および新潟県への国内外からの観光客誘致を推進しています。観光客の来訪状況や周遊状況を把握するため、「流動人口データ」を導入いただきました。

ー導入の背景や課題について教えてください

東北観光推進機構では、東北６県および新潟県への国内外からの観光客誘致を推進し、東北の観光産業の振興と経済の発展に寄与することを目的として、官民一体となって広域的な交流・連携のもと、様々な活動に取り組んでいます。

観光客誘致に最適な施策立案や、その効果検証のためには、客観的なデータに基づいて、観光スポットの来訪者数や周遊傾向を把握する必要がありました。

ー導入してどのような効果がありましたか

2021年度に、東北に関する観光マーケティングデータを一元的に管理する東北観光DMP（データマネジメントプラットフォーム）を構築しました。東北観光DMPでは、当機構やDMP参入自治体のWeb・SNSのアクセスデータのほか、動態データ、消費購買データ、公的統計データ、アンケート調査データを可視化しています。

国内の流動人口データを東北観光DMPに格納・可視化したことにより、東北域内約3,800の観光スポットへの来訪者を属性別に把握したり、スポットを起点とした前後訪問や周遊状況を一目で把握することができるようになりました。そのため、従来の手法に比べて大幅な作業時間削減と、最適な打ち手の検討が可能になりました。