株式会社Agoop
 

SDGsへの取り組み

SDGsへの取り組み

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)は、豊かで活力ある未来をつくるため17の目標・169のターゲットを定め、2030年までの達成を目指す世界規模の取り組みです。

当社はSDGsの課題解決を重要な経営課題と捉え、強みであるテクノロジーの力をベースとした事業活動を通じて、国際社会が追求する課題の解決に貢献することで、企業価値の向上と持続的な社会の実現に取り組みます。

Agoopが考えるSDGs

ソフトバンクの経営理念である「情報革命で人々幸せに」の下、グループ会社である当社は「社会や人々を幸せにする『仕掛け』をつくる。」というビジョンを掲げています。技術と挑戦を通じて、世界に新しい価値を想像する企業として、社員一丸となって取り組むことで、社会や人々の課題を解決してSDGsが目指す持続可能な社会の実現に一層貢献していきます。

社会が抱えるさまざまな課題の中から、当社が優先的に取り組むべき社会課題を四つのマテリアリティとして策定し、SDGsの17の目標を関連付けています。

Agoop's Actions for SDGs

近年、地球温暖化の進行などにより、豪雨や台風などの自然災害の規模が拡大し、被害の深刻化が続いています。また、南海トラフなどの地震による津波被害にも備えなければなりません。

こうした被害を最小限に留めるためには、防災意識の向上とともに、防災・減災対策へのデジタル技術の活用が必要不可欠です。

当社は、防災DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて住み続けられるまちづくりを支援し続けてまいります。

人流データとAIを活用した災害対策

これまでに防災訓練を行ったことがあるものの参加率が低い、防災訓練の参加予定者が少ないなど、防災訓練の参加率について悩む自治体は少なくありません。また従来の避難訓練では決められた経路で避難することが求められていました。指定された避難所への経路確認はとても重要ですが、実際に災害が発生した際に避難経路上にどんなリスクがあるのか、避難にはどれぐらい時間がかかるのかなど、避難訓練でどのような結果に至ったのか、確認する機会が少ないのが現状です。

当社は避難訓練中の行動データをスマートフォンから収集、避難行動におけるリスクなどを分析し、自治体や避難訓練参加者と共有できる場を作る取り組みを進め、一人一人の防災意識を高める活動をしていきます。

年々深刻化している気候変動への対応は最も重要な社会課題の一つであり、将来世代の安心・安全な生活が脅かされています。

そのような状況の中、誰もが無関係ではなく、個人も企業も迅速かつ積極的な対応が求められています。

当社は企業や地域との共創を通じて一人一人が協力する「仕掛け」をつくり、安心して暮らせる持続可能な社会の実現のため、CO2の排出量削減に向けて取り組んでいきます。

カーボンニュートラルって?

「カーボンニュートラル」とは、人間活動によって排出される温室効果ガスを、人間活動によって吸収・除去することで、排出量を“プラスマイナスゼロ”にすることを意味します。気候変動が世界全体の課題となっている中、日本政府が2050年までの実現を宣言しています。「温室効果ガス」の削減は、国や自治体だけでなく企業や個人でも考えていくべきトピックです。「カーボンニュートラル」は世界の企業が注目し取り組みを開始しています。

人流データを活用した公共交通の見直し

公共交通が整備されていない地方都市や観光エリアでは、観光客のレンタカーやマイカー通勤による渋滞の発生が課題となっています。慢性的な渋滞の発生はCO2の排出量増加につながるため、CO2の排出量削減にはマイカーのEV化や、マイカーに頼ることのない移動しやすい環境の整備が必要となります。

当社は、CO2の排出量削減に向けた移動手段の見直しを検討するため、通勤・通学の移動状況について人流データを活用し、エビデンスに基づいた改善施策の立案を支援をしていきます。人流データを指標に改善を検討していくことで、データを基に地域や企業が協力して移動手段の振り替えや時差出勤を促し、人々が安心・安全に生活できるよう貢献していきます。

医療技術の進展により平均寿命の延伸を実現した一方で、近年、ライフスタイルの変化により日々の身体活動・運動不足が徐々に進行し、さまざまな健康課題が顕在化していると言われています。

適度な歩行運動は、身体的な健康だけではなく、ストレス緩和などの精神的な健康にも寄与するものであり、家族との幸せな時間を過ごしていく上でも大切な取り組みだと考えています。

当社は、日々の健康増進活動を楽しく取り組むきっかけを、これからも継続して提供し続けてまいります。

アルコインを活用した健康増進

コロナ禍における度重なる外出自粛の要請やテレワークの浸透に伴う生活様式の変化などによって、日常生活で歩く機会減少傾向が続いていました。行動規制がない現在、「アルコイン」を利用しているすべての世代で歩数が増加してきていることが「アルコイン」の実績データから判明しています。
 
日常生活で身近な歩くを「アルコイン」では、より楽しく、習慣化するような取り組みを進めています。健康に対する意識を高め、健康を維持するための行動変容につなげていけるよう、これからも一人一人の健康増進をサポートしていきます。