自治体フルパックの全庁利用で実現
合意形成の加速と未来に向けた施策立案へ
静岡県掛川市様
静岡県掛川市では、全庁的に同一のデータを活用し根拠に基づいた施策立案を行うために、自治体パック(「マチレポ」「コンプレノ」「国内観光定型分析レポート」「インバウンド定型分析レポート」)を導入いただきました。EBPM研修で現場職員の方が実務でデータを利活用できる環境を整え、課題解決と業務のDX化に人流データをご活用いただいています。
- 属人化からの脱却へ「解像度」の高さが導入の決め手
ー 導入以前の課題を教えてください
「感覚値」によるイベント推計の常態化
従来、イベント動員数は「去年より多そうだから〇〇万人」といった
担当者の主観や目視に頼るアバウトな推計が行われていましたが、
根拠の薄い報道機関への回答や実態把握状況に課題を感じていました。
EBPM(データに基づく政策立案)への転換
市役所内の意思決定がベテラン職員の「感覚」や「声の大きさ」に
左右されがちな属人化した状態を打破し、誰に対しても平等かつ
客観的に示せるエビデンスを共通言語にする必要がありました。
アナログ調査のコストと即時性の欠如
交通量の実測調査などは多大なコストと時間がかかり、欲しい時に
すぐに結果が出ないため、迅速な施策立案の足かせとなっていました。
圧倒的な「解像度」と「比較のしやすさ」が意思決定の決め手です。
主要な観光地だけでなく、市内のニッチなスポットや他市の特定地点を指定して動態を比較できる柔軟性も魅力的で、
データの網羅性と、自治体での導入実績、将来的な機能拡張への期待が意思決定を後押ししました。
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多角的な視点からのデータ分析で
根拠に基づいた意思決定が可能に
ー 具体的にどのような場面で活用されていますか?
ターゲットに合わせた戦略的誘導:
近隣施設での大型コンサート実施時の来場者属性(年代・居住地等)や来場時間帯等を特定し、そのデータに基づいて、狙いを絞った周辺スポットへの誘導キャンペーンなどの事前対策に活用しています。
インフラ・公共交通の最適化:
バスの停留所選定において、市民の滞在実データに基づき妥当性を検証しています。今後は単なる要望ではなく、根拠に基づいた効率的なルート選定に活用を検討しています。
交通調査のデジタル化:
既存のアナログ調査に加え、通行量を即座に把握することで、アナログ調査箇所以外の道路を含めた道路計画や渋滞対策の検討を行っています。
- 全庁データ活用で合意形成の加速と未来に向けた施策立案を実現
ー 導入効果と今後の展望について教えてください
議会や関係部署への説明においてデータを活用することで、感覚値ではないエビデンスを提示でき、
納得感のある合意形成とプロジェクトの推進スピードが向上したことに効果を感じています。
また、市役所内他部署や他団体等との議論でも同じデータを見ることで、議論のスタートラインを揃えられるようになりました。
過去の要因分析だけでなく「次はこう動くはずだから、これをしよう」という、前向きなネクストアクションに向けた検討も可能になりました。
今後は防災・安全分野への展開を予定しています。災害時の人の動きの把握や、事故情報と組み合わせた安全な通学路の選定など、
市民の命を守るインフラとしての人流データの活用を構想しています。
また、人流データに決済データを掛け合わせ、経済波及効果の可視化を実現し、施策が実際にどれだけの消費に繋がったかを精密に測定することを目指しています。
お客さまプロフィール
法人名
静岡県掛川市様
本店所在地
〒436-8650 静岡県掛川市長谷一丁目1番地の1







